「クラシアの暮らし方」家族の訃報。さらにゴミ屋敷化した家の処分でお困りの時は?

2021.01/21

核家族化が進む現代、成人した子供たちが故郷から足が遠のいている間に、実家が驚くほどの状態になってしまっていた、ということは珍しいことではありません。

実際、さまざまな理由によって自宅が「ゴミ屋敷」になってしまうことがあります。

むしろご両親の死後、問題となりやすいのは「ゴミ屋敷化した家をどのように処分するか」の方だともいわれています。さらに、片づけとともに遺品整理もする必要も出てくるため、残されたご家族様としても「どうすればいいのだろう」とお困りになられるかと思います。

そこで今回は、ゴミ屋敷化した自宅と遺品整理についてご紹介いたします。

ゴミ屋敷とは

ゴミ屋敷とは、自宅がゴミや不要物で埋め尽くされてしまう状態を指します。

中には、ゴミや不要物が自宅の玄関や掃き出し窓からはみ出したまま雨ざらしになっているケースもあり、近隣住民とトラブルに発展するケースもあります。

ゴミ屋敷になりやすい人の特徴

昔は片づけもしっかりしていたのにゴミ屋敷になるほどになるには、やはり何らかの事情があることが多いようです。ここでは主な3つの原因をご紹介いたします。

(下記に該当しても必ずしもそうなるといった見解ではありません。予めご了承ください。)

①物が捨てられない

元々、ご本人が物を大切にする人である場合と、加齢に伴い物を捨てられなくなってくる人の場合があります。また「もったいない」という心理から、何でももらってきてしまっているうちに家中が物で溢れる状態になることがあります。

②配偶者の死別によるショック

長らく一緒に住んでいた夫(妻)やペットに先立たれ、精神的ショックで日常生活が正常に送れなくなってしまうことがあります。大きなストレスや喪失感により、ゴミ捨てなどの簡単な家事であっても億劫になってしまうような状態になることもあります。

③高齢化や認知症の発症など

年々高齢になるにつれ、できることが減る一方できないことが増えていくストレス、配偶者の介護疲れ、認知症の発症などで日常生活を普通に過ごすことが限界になり、生活が破綻してしまうことがあります。周囲に助けを求められず、孤立してしまうことが原因の一つにもなっています。

ゴミ屋敷を放置してしまうとどうなるのか?

「実は、実家が数年前からゴミ屋敷になっていることは知っていたけれど、なかなか手が付けられなくて……」というケースがあります。

しかし、ご両親様がお亡くなりになられた後3年以内に自宅を売却すれば、税金がゼロになることはご存知でしょうか?

税金がゼロになる特別控除が使えなくなる

現在、住宅を売却した際に使える特別控除があります。

これは、相続した住居を売った際、利益が出ても3000万円を越えなければ税金がゼロになるという「空き家を譲渡した場合の3000万円の特別控除の特例」と呼ばれるものです。

この特例は親が亡くなって3年後の年末までに売却することが前提となるため、ゴミ屋敷化した実家を3年以上放置したケースでは使えなくなるので注意が必要です。

空き家にも毎年多くの税金がかかる

空き家になった自宅をそのまま相続し所有する場合は、固定資産税や都市計画税などの税金などが毎年かかることになります。たとえご家族様が住まない場合でも支払う義務が生じるため、経済的な負担が増えることになります。

近隣住民とのトラブルになりやすい

「ゴミ屋敷は景観を損ねる」という理由で近隣住民ともトラブルになりやすく、親の死後に相続した場合、なんらかの対応を迫られることがあることを念頭に置く必要があります。

「特定空家等」に指定を受けると税金がさらに上がる

2015年、「空家等対策の推進に関する特別措置法」(通称「空家特別措置法」)が施行され、老朽化した家やゴミ屋敷など近隣に迷惑がかかると自治体が判断した「特定空家等」は是正が求められることになりました。

もし「特定空家等」に指定され、勧告の段階まで進むと、固定資産税が軽減が適用されなくなり税金が上がる結果となります。

「特定空家等」に指定されないためには、定期的なメンテナンスすることになるため、維持管理費や修繕費がかかってくることになります。

このように、ご両親がお亡くなりになった後の自宅をそのままにしておくことには様々なリスクがあるので、できるだけ適正に処分する方が望ましいとされています。

ゴミ屋敷はどうすればいいのか?その対策

「お亡くなりになられた故人を心から弔ってあげたい」

そのような気もちの中でゴミ屋敷の片づけや遺品整理も同時に行うのは、残されたご家族様にとっても非常に心労が大きくなります。また、残された膨大なゴミや不用品を処分するのは、個人の力だけではとても大変な作業です。

こうした場合、まず一番大事なのは「自分たちだけで解決しようとがんばりすぎないこと」です。自分でできることはやり、プロに任せた方がいいことはプロにお願いする方がご家族様の負担も最小限度に抑えることができます。

遺品整理・生前整理を行う会社では、ゴミ屋敷の片づけ・不用品の搬出・処分、清掃なども行いながら、故人の大切な思い出の品物探しなども代行しています。

「あの実家、どうしよう……」と思い悩む前に、信頼できる第三者に任せてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、ゴミ屋敷化した自宅の処分と遺品整理についてご紹介いたしました。ご家族様のご負担が少しでも減らせれば幸いです。

大阪府・兵庫県で遺品整理・生前整理会社をお探しの方は、クラシアまでご相談ください。ゴミ屋敷化した自宅の清掃などについてもお気軽にお問合せください。